創業のときの事業資金の調達方法

銀行からお金を借りる方法

会社を経営するときには事業資金が必要ですが、十分なお金がなければ銀行からお金を借りる方法があります。銀行からお金を借りる場合には、担保があることが必要になります。例えば、住宅を所有していて住宅ローンなどの支払いが終わっていれば、その住宅を担保にしてお金を借りることができるでしょう。ただ、その担保額が3000万円の場合、3000万円のお金を借りることができるわけではありません。たいていの場合、6割から7割程度しか貸してくれないでしょう。もし担保がない場合には、信用によって貸してくれるようなこともあります。ただ、1回や2回取引をしただけでは信用がつかないことが多いです。長期的にその銀行と取引きをしているなどの状況でなければ貸してくれないです。

公庫から借りる方法もある

銀行からお金を借りるのが難しければ、公庫から借りる方法もあります。公庫は、国で運営しています。公庫の目的は、多くの人に自営業になってもらうことになります。そのため、資金面で手助けをしようとする考えがあるわけです。つまり、貸してくれることが前提になりますがそれでも一定の条件はあります。条件の一つは、現在その人が持っている金額と同じぐらいしか貸してくれないことです。100万円しかもっていない場合は100万円程度しか借りることができないことも多いです。また、事業計画書を提出してその事業計画書に基づいて面談をする決まりやっています。面談の内容次第で、どれだけお金を借りることができるか決まるといってもよいでしょう。